連載 「EoX=2018をふりかえって」 第2回 
宇宙の仕事は段取り9割

宇宙ビジネスコーディネーターの回顧録-2018-

この記事は、約3分で読めます。

宇宙ビジネスコーディネーター、そらこと編集長の持田です。
このコラムでは2018年度から開始した「宇宙ビジネス創出プログラムEoX=(イー・オー・エックス)」についてふりかえり、ひとまずの総括としたいため筆をとりました。悩みを抱えながら進んだ2018年度の回顧録、お気軽にお読みください。

「企画会議」

「EoX=(イー・オー・エックス)」というタイトルはあまり悩むことなく早い段階で決まった。「=(イコール)」は忘れられがちな存在だが、「具体的なサービスを作る数式にする」という意味を付与している。
企画会議、内部調整、を円を回すように行っていくと、下記のキーワードが炙り出される。

・対談形式
・新事業を求める人向け
・プログラムのようなプロセス
・未来都市
・インバウンド、ツーリズム
・グローバル
・エンターテイメント
・プロフェッショナル

コーディネート仕事に就いて以来、非宇宙の高名な方々にお会いする機会は今も変わらず続いているが、とある方にいただいた「プロフェッショナル同士の話しが一番面白いし、それこそが聴衆を引き込む。」という言葉はずっと心に残っていた。自分もその方が性にあう。
多角的なテーマをもって多人数のパネルディスカッションをするよりも、少ない人数でテーマを絞って議論を深めた方が面白いはずだ。界隈ではあまりない取り組みでもある。
(と、この時は考えた。ベクトルは変わらぬものの、若干の軌道修正が行われるのは年末あたりからになる。詳しくは数回先の連載にて述べる。)

「ゲストのandをとる」

トークイベント

アイデアソン

APIセミナー

ハッカソン

というプログラムのような流れは、もはや自然に出てきたものである。さらに2018年度内に4回はまわせる自信はあった。
が、最も大事なことは、4回に渡る刺さるテーマとキャスティングである。お招きするなら業界でヒトカドの人、話しが面白い人、予定のあう人、である。
そうして、2月までの日程の中で、ゲストのandをとる過酷な調整が始まった。しかし、段取りの上では、望んだゲストが来ることこそ、何より優先する。
かつての上司に「宇宙の仕事は段取り9割」と口酸っぱく教わったが、この企画においてもそれを実践した。
かくして、既に読者はご承知の4テーマを決め、8人の素晴らしきゲストの方々との交渉を、会場予約も差し込みながら始めたのである。

(続く)

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図:宇宙ビジネス創出プログラム「EoX=」の流れ

持田 則彦(もちだ のりひこ)

そらこと編集長、宇宙ビジネスコーディネーター、技術士(航空・宇宙部門) 持田 則彦(もちだ のりひこ)

2017年2月まで人工衛星メーカにて衛星の機械系システム設計に従事、代表的な衛星開発は「ALOS-1(だいち初号機)」「GCOM-W(しずく)」「GCOM-C(しきさい)」「SELENE(かぐや)」「WINDS(きずな)」。 2017年3月から、J-spacesystemsに配属。宇宙ビジネスコーディネートを担当。同年10月そらこと編集長に就任。 この他に内閣府・経済産業省主催S-NETビジネス相談窓口担当。起業支援、自治体の宇宙利用プロジェクト支援を担当。

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