欧州リモートセンシング企業協会(EARSC)の紹介

欧州リモートセンシング企業協会(EARSC)の今を伝える

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欧州リモートセンシング企業協会(EARSC)は欧州域内のEO (Earth Observation)データ利用とEOデータを利用したアプリケーション開発の普及促進を担う非営利組織である。EOバリューチェーンにおけるデータ利用系企業数社により設立され、業界の声として様々な活動を行っている。(EARSCの詳細はこちらを参照ください)

近年では会員数も120社を超え、活動の幅を広げている。会員企業以外にも幅広く、EOに関しては以下のようなサービスを挙げている。

1) 産業調査:EO産業のトレンドや成長率を調査

http://earsc.org/file_download/475/Industry+survey+2016+vfinal_20140926_web.pdf

2) EOPages:企業およびサービスプロダクトのプロモーションサイト

http://www.eopages.eu/

3) eoMALL:他分野の専門家とEO専門家をつなげるポータルサイト

https://eomall.eu/

4) EO4OG:石油・ガス産業における業界ステークホルダー参加型の中小企業向けイベントの開催など

https://earsc-portal.eu/display/EO4/EO4OG+Home

この様なイベントの成果など、J-spacesystemsとの緊密な連携を通じ、一早い情報提供を行っている。

コペルニクスを最大限に活かすべく、欧州宇宙機関(ESA)、欧州委員会(EC)ならびにその他関係機関と緊密な連携をとっており、現在では、コペルニクスのデータ利用における成果レポートSentinel Benefits StudyをESAと共同で取りまとめている。

直近では、EUの科学技術振興補助金のもとEO産業促進のためのプロジェクトを受託している。FIRE(詳細近日公開)、PARSEC(食品・エネルギー・環境分野の新規事業の構築を支援するアクセレレータプログラム)、E-SHAPE(エンドユーザー向けEOアプリケーション開発・ビジネス実証プロジェクト)はユーザーニーズ調査を行い、便利なプロダクトの開発とビジネスモデルの確立に焦点を置き、当協会の目的であるEO分野の普及促進と活性化に貢献する。国際会議の開催も増加するため、国外の組織との接点も推進していく。

以下にEARSCから日本へのメッセージを示す。


当協会はコペルニクスデータのノウハウがある欧州企業と現地の知識を持つ企業とのマッチングなどを通したメンバー企業の国外市場参入の手助けも行っています。日欧企業のパートナーシップはより良いサービス提供を促し、ビジネス性を高めると確信しており、現在、国外におけるパートナーシップ開拓を推進しています。日本(J-spacesystems)をはじめとするオーストラリア(Frontier-SI)、チリ(EuroChile)、インド(AGI)の計4か国とMoUを締結しており、昨年度にはタイ、シンガポール、フィリピンで広報活動も実施。特に日本企業とのパートナーシップには活発に取り組んでいきたいと考えており、欧州企業とのミーティングや情報交換などを支援しています。11月にはオーストラリアでGEO Weekが予定されており、サイドイベントとして、「ヨーロッパxオーストラリア EOイベント」を開催します。本イベント終了後のネットワーキングは競馬会で有名なメルボルンカップにて行われることになっており、滅多にないこの機会に是非とも日本からの参加をお待ちしています。


今後は連載として、「そらこと」にて日本との連携を期待しているメンバー企業の紹介を行っていく予定。これを機に日欧宇宙産業の協力関係促進に向けて、加速をしていきたい。

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